2.不用品回収業者、産業廃棄物処分業者に依頼する
タイヤは大きくて重く、小さく切り刻むことも困難で、処分のための運搬も大変です。ホイールが付いているタイヤはとても重いです。
また、洋服などにタイヤが接触すると黒い汚れが付きますが、この汚れは水にも油にも溶けない厄介なカーボンのスス汚れで、家庭で落とすのは難しいです。自家用車にタイヤを積んで運搬すると車に汚れが付着する可能性があります。タイヤを運ぶ場所を養生すれば汚れないかもしれませんが、手間と労力を必要とします。
不用品回収業者に依頼すると、回収、搬出から処分までを一度に任せることができるため、自分でタイヤに触れたり持ち運んだりせずに済みます。
産業廃棄物処分業者が直接の持ち込みを受け付けていて、さらに、自分でタイヤの搬出運搬をする力も時間もある人は、持ち込み処分を依頼することもできます。近隣の産業廃棄物処分業者に受け入れの可否を確認してみましょう。自分で持ち込む分、引き取りの運搬料がかからない可能性もあります。
タイヤの処分費用は?
不用品回収業者に依頼すると、タイヤの回収、搬出、運搬、処分まですべてを任せることができます。利用者の手間が省かれる分、費用は他の方法と比較して少々高くなります。
例えば、
A社では、タイヤ1本あたり1,000円、ホイール付きタイヤも同じ金額での引き取り
B社では、タイヤ1本あたり1,500円、ホイール付きタイヤは1本あたり1,500円上乗せ
C社では、タイヤの本数単位ではなく、タイヤを載せることができるカゴ台車1台の利用分で計算し、14,000円程度
上記に加えて、階段から降ろす作業などが発生するとさらに1,000~3,000円程度の費用がかかることもあります。
基本料金に含まれている作業は何か、どのような作業が追加で発生したら追加料金がかかるか、あらかじめ確認しておくと「当日に費用が追加されて驚く」というような事態を避けることができます。